【東京】設計・開発エンジニア（機構設計）※スタートアップ/ソフトロボット開発/

【業務内容】
当社は生物のように動く柔らかなソフトロボットを開発する中央大発のスタートアップです。
世界で類を見ない技術を武器に、解決困難な課題に取り組む当社で、ロボットの機構設計業務をお任せします。

【ソラリスが取り組む課題】
私たちの生活の周りには無数の細く曲がりくねった配管が存在していますが、最新鋭のドローンや工業用内視鏡においても、
複雑に曲がりくねった配管内への進入は難しいです。そのため、配管を点検、清掃することができずに発生したトラブルが多数あります。
現在、半導体メーカーや金属部品メーカーにおいては、配管の詰まりを防止するため、多くの時間をかけて配管内を清掃しており、
それにより工場のダウンタイムが発生しており、機会損失が生じております。
ソラリスの製品が実用化することでこれらの課題解決を目指しています。

【担当製品】
ミミズ型管内走行ロボット「Sooha」ミミズの移動様式を独自開発の空気圧人工筋肉の特性を利用することによりロボット化した製品

【詳細】
現在、プロトタイプが完成していますが、更なる高機能化に向け機構開発を進めています。
開発責任者と共に、プロトタイプの機構設計業務を中心にご担当いただきます。
CAD(SolidWorks)を使用

【会社の特徴】
生物のような「柔らかいロボット」で、世界を動かす。弊社は中央大学中村研究室の優良な研究成果を事業化する目的で、
2017年に中央大学で初の大学発ベンチャーとして設立されました。
世界でもトップレベルの高出力型人工筋肉アクチュエーション技術を有しております。
この技術を基軸として、いままで世界中で誰も実現できなかった、生物のように「しなやか」で「やわらかい」革新的な
ソフトロボット・メカトロニクス機器を創生し、社会の幸福を追求していきます。「柔よく剛を制す」という言葉をご存じでしょうか？
従来の産業用ロボットは高速高精度を追及してきたため、剛性の高いロボットが開発されてきました。
しかし、これらのロボットは現代の複雑化・多様化した産業構造に対して限界があると言われています。
そこで、「柔よく剛を制す」の言葉のごとく、アクチュエータやそのリンク構造を生物や人間のように「柔らかくする」ことで、
複雑で変化しやすい周辺環境に対して柔軟に適応できるロボットを目指します。
特に当社では、「蠕動運動」をキーワードとした腸管型ミキシングポンプやミミズ型管内検査ロボット、人間の筋肉のような
柔らかくて軽い「アシスト装置」などの、とてもユニークな世界初の技術を通して、宇宙開発等の最先端領域への適用に挑戦していきます。

【代表者挨拶】
デジタル全盛の今だからこそ、アナログの力が必要だ。
産業界含めあらゆる世界でロボットが活躍する機会は格段に増えてきました。だからこそ浮き彫りになったことがあります。
それは、世の中には想定通りにいかないことや、未知のものに立ち向かわなければならない事象が数多く存在するということです。
そのときに必要なものは何か。それは、複雑で予測し辛い周囲の環境に合わせて、ロボット自らが変化し適合してゆく柔軟性だと、
我々は考えました。デジタル制御で高速高精度で動くロボットだけではなく、アナログかつアバウトな制御で
やわらかくしなやかに動くソフトロボットの重要性が、今後益々高まってゆくことを確信しております。
私たちの技術のコアは、空気の力で動く柔らかい人工筋肉（ソフトアクチュエータ）とその制御技術であり、
そこには簡単に真似することは出来ないアナログ的なノウハウが沢山詰まっています。
私たちはこれからも独自のコア技術を追求することで、世界的にも新しい技術領域であるソフトロボットの社会実装を牽引して参ります。

【必須要件】 ・機構設計のご経験 【歓迎要件】 ・ロボット製品の設計経験